見かけなくなったミノムシ

見かけなくなったミノムシ

蓑虫~ミノムシ~

陶でミノムシのブローチを作ろうとネットや図鑑を探してデザインをアレコレ考えていましたが良い物が思い浮かばない。

やはり現物を見て細部の構造を確認しなければ!という事で庭の木々を見に野外散策に出ました。丁度、秋の季節は木々が葉を落としているのでミノムシの殻が見つけやすいという子供の頃の記憶で、枝から枝をくまなく探しましたが見つかりませんでした。疑問を持ちつつ公園ならば間違いないだろうと30分かけて公園まで。到着してすぐにミノムシ探し。

景色などはお構いなしにひたすら90度真上を見ながらミノムシのシルエットを探して1時間。いない。。。
とにかく疲れたので一時帰宅。どうしても現物が見たいので休憩してから再度、庭を散策していると、なんと!プルーンの木の幹にミノムシ発見。高い枝ばかり見ていて低い位置は見逃していました。こんな近くにいたなんて!!ちょっと拍子抜けしてしまいました。

それからミノムシの事を調べました。

主なミノムシの種類
・オオミノガ(一番大きい、真下にぶら下がり木に付いている部分が細い)
・クロツヤミノガ(細長く円錐形)
・チャミノガ(45度の角度で木についている)
・ニトベミノガ(昆虫学者の新渡戸稲雄さんの名前から命名)

日本列島には20種以上のミノムシが属しているのだとか。ミノムシというと乾いた小枝を付けているイメージでしたが樹皮や葉っぱを好んで付ける種類や小枝と葉っぱをミックスする種類など様々なのだという事が分かりました。

一番衝撃的だったのがミノムシが絶滅危惧種に指定されていた事でした。中国から侵入したオオミノガヤドリバエに寄生されてしまったのが原因のようです。興味を持たないと自然界がどのように変化しているのか気がつかないまま生活してミノムシばかりでなく他の動植物も消えてしまう可能性があると思うと切なくなります。ミノムシが増えて子供の頃にやった事のある遊び「折り紙ミノムシ」がまた出来るようになったら良いなと感じています。

出来上がった陶とシルバーのアクセサリー
   「折り紙ミノムシのブローチ」  素材:ミノムシ部分 陶、小枝のブローチ金具 銀

折り紙ミノムシとは:カラフルな折り紙や糸くずを裁断し箱の中に敷き詰め、そこにミノムシの幼虫を入れると綺麗なカラフルな殻をまとったミノムシができあがります。       

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